楽水庵ブログ
筋膜のズレ
以前に前腕の筋膜のズレを取り上げましたが、最近では更に上腕・肩・肩甲骨などの筋膜のズレも
先に注目するようにしています。
私自身でも、この年末年始に多くの方に来ていただき、
結構忙しかったせいもあってか、左の首にかなりの張りがありました。
テーピングもしたのですが、それだけではもう一つ効き目がありませんでした。
それで、試しに左上腕部の筋膜のズレを調べてみると、かなり右よりもズレていたので、。
頚部や頭・顎関節の療法で手技をよく使ったからだと思います。
どうしても人間の腕の使い方は内旋(内に捻る)がほとんどになってしまいます。
腕でも脚でも軽く押さえながら内や外に動かしてあげて、
楽になるようならそれは貴方の体がそちらに戻りたがっているのです。
また、左右で動き方に差があれば、大きく動く側がよりズレています。
腕でも脚でも、ズレの多い側にいろんなトラブルが多いはずです。
テーピングでこのズレを矯正する事もできますが、仕事の合間にでもご自分で腕や脚を軽く押さえながら、
気持ちの良い方へ動かしてあげるだけでもかなり楽になりますので、一度お試し下さい。
因みに大抵の方は、腕は外へ、大腿部は内に動かしてあげると効果があります。
極端な内股の方はまだ試していないので判りません。