楽水庵ブログ

足関節骨折後の痛みで来たラグビー選手

こんにちは、スポーツ障害専門院、京都府乙訓地区長岡京市の楽水庵です。

ラグビー部の選手で、一昨年12月の試合中に相手選手に圧し掛かられて右足首を骨折した高校生。
先月までボルトを入れていた状態で走ると痛いので抜いたそうなのですが、やはり痛いという事で来てくれました。
また足首の可動域も狭くなっているのも悩みです。

内果付近に手術の瘢痕があり、その為に皮膚の動きが阻害されている、
ひらめ筋と後脛骨筋の筋機能が著しく低下している、
外側の足関節靭帯もかなり弛んでいる、
等の症状がみられました。

それに対応するようにテーピング。
かなり安定はしたし動きやすくはなったのですが、まだ走ったりすると痛い。

どこかなと思っていると、本人が「確か腓骨と聞いたような」という事を言ってくれたので助かりました。
第3腓骨筋も怪しいなと思っていたのですが保留していたのです。

そこで第3腓骨筋テープを貼ると、かなり痛みが軽減したようです。

内果に瘢痕があったので(確かに痛みはそちらに出ていた)そちらの方に注意が言っていたのですが、本当の問題は外果、つまり腓骨側にあったようです。

次回は、外果の方を中心にやっていこうと思っています。

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