楽水庵ブログ

痛みの深さ

先日キネシオテーピング協会関西支部会議と同じくして会長の特別講演がありました。
もうすぐ70歳になる会長ですが、常に向上心を持っておられ本当に頭が下がります。
そのくせ、協会の運営の件に関しては結構会長にも文句を言ってましたが(笑)
 
さて、会長の講演で一番重要視されていたのが、痛みの深度です。
皮膚、それも表皮なのか真皮なのか、それとも皮下組織なのか筋肉なのか、それとも骨なのか?
それを触診で突き止めていかなければならないのです。
特に表皮の痛みを見つけるには本当にフェザータッチで触診しなければなりません。
これが結構難しく、会長持参の圧力計で図ると、まだまだ私の触診は圧が強すぎました。
 
何故、こういう事が必要かといえば、表皮の痛みは結構鋭い痛みなのです。
ただ、処置が適切に行われれば痛みが消えるのもまた早い。
それに対して、奥の痛みはどちらかというと鈍い痛みでなかなか消えないのです。
これをしっかり見分けて少しでも楽になっていただけるよう勉強を続けていきます。

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