楽水庵ブログ

側頭筋の張りがかなり強いのが「顎がカクカク」の原因?

お元気ですか、京都の長岡京市でアゴの悩みを解決しているスポーツ整体院 楽水庵です。

20代前半の「左顎がカクカクする」、「声が出にくい」といった症状で通われている女性の3回目の施術を先日行いました。
全身的にいろいろトラブルを抱えておられる方なので、それらを少しずつ解決していっています。
外反母趾もあり、テーピングをアドバイスし自分で貼ってもらっています。
非常に歩きやすいとの事です。

さて、肝心の左顎の方ですが、結構手強いです(^_^;)
声は出やすくなっていますし、噛む力もかなり回復しています。
最初来られた時は、他の顎関節症で悩んでおられた方々同様に食事にかなり時間が掛かっていたようですが、それも今ではほぼ戻っています。

ただ、まだ『カクカク』がなかなか・・・
若干口を開けた時に左右差が見られます。
う~ん、確かにこういう症状の方はカクカクするのが治まるのに時間が掛かりますが、そろそろカクカクしなくなってほしい処なんですが・・・

この方の場合は、非常に側頭筋の張りが強く、その為に「側頭骨下顎骨靭帯」という靭帯が引っ張られかなり弛んでいます。
頭部全体に張りがありますが、頭頂部と左側頭部の張りが特に強いのです。
その為に、側頭筋の張りが靭帯を引っ張り、なおかつ外側翼突筋という顎関節奥の筋肉を引っ張っています。

なかなかスッキリした結果を出せずに私自身も歯がゆいですが、下半身の状態はかなり改善してきています。
頭部・肩・首にネガティブな影響を与えている要因は少しずつ減少してきています。
単に顎関節の調整だけでなく、周辺の環境を整えつつ更に良くなっていただいて『カクカク』も出なくなるようにさらに努力していく所存です。

楽水庵

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