楽水庵ブログ

自身の左膝の痛み、日頃のクセも影響している模様

こんにちは、京都府長岡京市においてスポーツ障害の解消を目指しているスポーツ整体院 楽水庵です。

自分自身の左膝の痛みについてです。
先週金曜日仕事をしていると左膝内側に痛みを感じました。

結構痛いので試しに大腿四頭筋テープや内側広筋テープ・半月板テープに股関節も関係しているので梨状筋の代替テープも貼ってみました。
しかし、もう一つ痛みが消えず、特に左膝を片膝着いた状態にすると結構痛みが出ました。

そこで日曜日にもう一度診立てを変えてテーピングし直し。
大腿四頭筋は大丈夫なのでテーピングする必要はなし。半月板もそれほど悪くなし。
とにかく膝内側の鵞足周辺を押すと痛いが、鵞足に皮膚を寄せると比多美が軽減するのも判明。

そこで、以前教えたもらった「タナ障害テープ」を参考に貼ってみました。
4本スリットを鵞足から膝蓋骨外縁に向けて貼り、タナ障害テープは外縁に切り込みを付けた膝蓋骨外周テープを貼りますが、今回のは鵞足と外縁にそれぞれ切れ目を入れた外周テープを貼りました。
加えて梨状筋テープを臀部に直接テーピング、更に内側広筋テープ。

my_left_knee_20150621_1.jpgmy_left_knee_20150621_2.jpg
これでかなり痛みが楽になりましたが、外出しているとまだ少し違和感が残っていたので帰宅後少し手直し。
まず4本スリットがズボンで擦れてめくれていたので3本スリットに変更。
そして、内側広筋テープをやめて筋膜を内側に寄せる筋膜テープにして内転筋の中で薄筋と長内転筋の状態が悪かったのでそれぞれテーピングしました。

my_left_knee_20150621_3.jpg











すると、片膝を着いても痛くならなくなり、普段も痛かったのを忘れるぐらいになりました。

さて、この膝痛の原因ですが、直接的には最近ノルディックウォークで走る(ノルディックランか・・・)事ができるようになり、これが結構面白いのでインターバルトレーニング形式で走っている事もあると思います。

ただ、それが引き金になったのは間違いないとは思いますが、本当の原因はそうではありません。
この膝痛の起こった一番の原因は梨状筋の拘縮により股関節が外旋気味になり大腿部下部から膝に掛けて内側が引っ張られていた事です。

では、何故左だけそうなったか?

そこには私の普段の癖が大きく関係しています。

私はテレビを見る時に左を下にして寝そべってみる事が多い。
やってみると判りますが、その姿勢を取ってみると左の大腿部が外旋(がに股気味)になってしまいます。
それによって梨状筋が拘縮されて余計に内側が伸ばされてしまいます。
逆に右の大腿部とかはそれほど外旋気味になりませんので、右には痛みが出ないのでしょう。

走ったりしなければ痛みは出なかったのでしょうが、たまたま走るという普段より強度の高い運動をやったので痛みが出た、というのが正解だと思います。

全てとは言いませんが、スポーツ障害を起こす原因の多くはその人の「日常生活のクセ」にあるのです。

そういう事を再認識させれくれた痛みでした。
ずっと痛いとさすがに辛いですが、これぐらいの痛みがあると良い勉強になるのでアリガタイ一面もあります。
この仕事は健康でなければやれませんが、痛みを体験していないとできませんから。

楽水庵

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