楽水庵ブログ

仙腸関節の動きが顎に

こんにちは、「アゴ・首・スポーツ障害」を専門とする、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

今月から顎の症状で通っておられる30代の女性。
少し顎が右にずれていて、特に左顎が開口時に「シャリシャリ」しています。

結構良くなられているのですが、今回4回目に来られた際に「少し前の状態に戻ってしまいました」との事。
確かに顎がまた少し右にずれているようです。

首や肩はそれほど張りが強くありません。
すると、原因は?

チェックしてみると、仙腸関節の左側の張りがかなり強くなっていました。
それと共に左小殿筋の機能が低下。
小殿筋は股関節周りの一番奥にある筋肉で、股関節を安定させる大事な筋肉です。

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あくまで推測ですが、小殿筋の機能が低下している為に左股関節が不安定になり、よって仙腸関節に無理が掛かっていると思われます。

小殿筋テープを貼り仙腸関節の動きを良くすると、開口時の「シャリシャリ」は消えました。

そして、施術を最後まで行うと顎のずれもかなり戻っていました。

もう一人、実家に帰省中の女子大生も左股関節の動きが顎に影響を与えていると思われます。
彼女が帰省するまで小殿筋のアプローチが判らず、まだまだ成果を上げたとは言い難いですが、また10月に戻ってきた際には小殿筋から戦勝関節の調整をしてあげたいと思っております。

楽水庵



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