楽水庵ブログ

下腿部の浮腫み、膝窩筋が原因の可能性

京都府長岡京市でキネシオテーピング協会認定治療院でもある、スポーツ整体院 楽水庵です。

下腿部、つまり「ふくらはぎ」の浮腫みでお困りの方が多くおられると思いますが、その原因の一つに「膝窩筋(しっかきん)」という膝の裏にある筋肉の機能低下があります。

下の写真は、ある30代男性のものです。
少し写りが悪いので見辛いかも知れませんが、靴下のゴムの跡が右に比べ左の方がハッキリと付いています。

maeda_20150909.jpg











聞いてみると、普段から左の方に跡がしっかり付いているとの事です。

たまたまチェックしていると、左膝窩筋が良くない事に気が付き、ゴム跡がどうなっているか興味があり写真を撮りました。
本当は、膝窩筋テープを貼付して30分後程度のものも撮っておけば良かったのですが(^_^;)

膝窩筋の機能が低下すると、その下を流れている膝窩リンパ節の機能も低下してしまいます。
その為にリンパ液の帰りが悪くなり、結果浮腫みが生じやすくなります。

また、リンパの流れが滞ると神経の流れも阻害されます。
その為に、足趾の働き等も悪くなる可能性が高くなります。

膝窩筋の具合が悪くなると、椅子から立ち上がる際に膝の裏に痛みが出たりします。


楽水庵

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