楽水庵ブログ

「片足だけ足先が冷たい・・・」

こんにちは、楽水庵です。
京都府長岡京市で、キネシオテーピング療法等を用いて「アゴ・首・スポーツ障害」専門院を行っております。

30代の常連の女性ですが、何故か左足先、それも足首から母趾に掛けて冷たくなるとの事。
腰椎5番のライン上なのですが、その神経の詰りを解消するだけではちょっと難しそうです。

まず、梨状筋の『促通と抑制』を利用して骨盤のアライメント調整。
そして、股関節のチェック・調整で仙腸関節の張りを軽減しました。

それでも症状はあまり改善していません。
次に、もう一度神経の通りのチェックをしてみると、腰椎5番と仙椎2番の流れが詰まっていました。
それに対してπテープで対応、ただ、足先の冷たさはまだ残っています(^_^;)
しかし、段々とターゲットは絞られてきました。

そして、膝窩筋とひらめ筋の機能が低下しているので、テーピングで調整。
特にひらめ筋で三陰交(さんいんこう)と呼ばれる3つの経絡が重なっている個所の皮膚の流れが良くありませんでした。
別に私は経絡中心に施術を行っている訳ではありませんが、この三陰交は足先の冷えと密接に繋がりがあると思っています。

ひらめ筋を利かすπテープを三陰交の上に貼り、少し遠位に向かって圧を掛けると、途端に血流が促されたようで足先が温かくなりました。

もちろん、人によって足先が冷える原因は様々です。
「これさえやってれば間違いない」というのはないと思います。
あくまで、その人の状態を診てベストの解決策を探ってあげる事が重要だと感じます。

楽水庵





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