楽水庵ブログ

「睡眠薬なしで寝れるようになりました(*^。^*)」

頭痛や首のトラブル解消をお手伝いしている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

先月21日から23日まで東京へキネシオテーピング協会の大会へ行っておりました。
そして、ここ3年ほどは向こうへ行った際に、東京在住のスポーツトレーナーをしている知人に段取りしてもらって、短時間のセミナーをしております。
まあ、所謂「出掛けの駄賃」です(笑)

そう言いながらも、結構セミナーで伝える内容は私が会得したばかりの最新のテクニック(テーピング・手技を含めて)を惜しみなく教えているつもりです。
性分からか私は出し惜しみしません。
ただ、その時に私が教えたテクニック・考え方を私自身が後生大事にしているかと言えば、それは「否」です。
私は常に「創造と破壊」をしているつもりです。
身体のトラブルで悩んでおられる方へ、今までやってきたやり方よりも別のやり方の方が効果的と判断した時には、スグサマ乗り換えます。
この世のどんなものでも完璧なものなどありません。
常に進化していかなければいけないと信じております。

さて、先ほどの講習中の事。
レジュメではもっと他の事をやるつもりが、骨盤のアライメント調整に仙腸関節の調整で時間を食ってしまい、最後に「息のしやすさ」というテーマで呼吸補助筋へのアプローチをやりました。

呼吸補助筋には上後鋸筋・下後鋸筋に、大胸筋や小胸筋という胸の筋肉、それに横隔膜をコントロールしてくれる腹横筋などがあります。
風邪で咳がひどい時に胸を弛めると症状が収まります。
例の「塗る風邪薬」などはその原理を利用しています(あくまで症状が収まるだけで風邪自体が治るわけではありません)。

その中でも私が最近重要視しているのが、下後鋸筋と腹横筋です。
上後鋸筋も「呼吸が楽になる」事が多いのですが、あの辺りの首の張りが強い方はこれを貼ると皮膚の流れが乱れてしまう恐れがあるので、そういう場合は貼らないようにしています。

参加者の中で「自分で息が浅い」という自覚のある女性の背中の皮膚を手で誘導して、下後鋸筋・腹横筋どちらが楽かチェックしたところ、下後鋸筋の方が良きがしやすいという回答だったので写真(モデルは別)のように下後鋸筋に効かすπテープを貼りました。
テープ自体に矢印を書いているのがそうです。

kawashima_20151128.jpg











すると、その女性から後日連絡があり、「あのテープのお蔭で、いつもは睡眠薬なしで寝られないのが、服用せずに熟睡できました」との連絡がありました。
非常に効果があった模様です。

もちろん、睡眠薬を服用されている全ての方がこのテープを貼って服用なしで熟睡できる保証はありません。
しかし、効果の出ている方がおられるのも現実です。
余程肌の弱い方でなければ、ほんの少し貼るだけなので試してみる価値は十分あるではないでしょうか。

楽水庵



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