楽水庵ブログ

浅筋膜の乱れ、「雑巾をきつく絞ったようになる」のでは?

京都市の西隣、京都府長岡京市の kinesio ≒ painbuster (ペインバスター) 楽水庵です。
文字通り、あなたの「痛みを退治する」為の、キネシオテーピング協会認定治療院です。

所謂、『筋肉・筋膜リリース』も行っておりますが、最近認識を新たにしました。
特に筋膜リリースに関しては、「結構痛いもの」と教えられてきましたし、またやっていてもそうだと思っていました。

ところが、浅筋膜の乱れがなぜ起こるか、起こればどうなるかという事を突き詰めていけば、要は疲れが激しかったり痛みが出る個所の浅筋膜は言うならば、『浅筋膜が雑巾をきつく絞ったような状態』になっていると考えられるのです。

雑巾をきつく絞ると当然、中の水分はなくなります。
これを身体に置き換えると人間の活動に欠かせない血液やリンパ液等が、体外に放出されるという事はないにしても循環が悪くなるのは自明です。
疲れ等を除去する為の体液の循環が滞れば、更にその箇所の状態は悪くなります。

これを解消するには、「きつく絞った雑巾」を緩めてあげる必要があります。

これが本当の意味での、『筋膜リリース』 ではないかと考えるようになりました。

そして、「筋膜リリース」に関しても、様々な理論がありますが、実際の処しっかりその人の体に触れて、しっかり確認してからでないと効果があるどころか逆効果になってしまう事もあるのでご注意を。

本当に効果的な筋膜リリースは、痛くても「痛気持ち良い」程度の心地良さの筈です。


楽水庵



過去の記事

全て見る