楽水庵ブログ
正しいスクワットは肩こりにも効きます
スクワットを「膝の屈伸」と解釈すると、膝を傷める可能性が高くなります。
スクワットで膝は完全に伸ばしてはいけません。
ほとんどの方が、深く屈むと膝を傷めるので浅く屈み、
その代わりに膝を完全伸展して膝関節をロックされたスクワットをされています。
スクワットを「膝の屈伸」ではなく、『股関節の屈伸』とイメージしてなさって下さい。
正しいスクワットをするとお尻に良く効き、ヒップアップ等の効果もありますし、
肩甲骨を寄せて行うので肩こりにも効果があります。
まず、肩幅よりすこし広い程度の足幅で爪先を広げます。
足首の硬い方は踵の所に分厚い雑誌などを挟んで下さい。
そして、なんでも結構ですので棒を肩甲骨の上に乗せて肩幅より少し広い手幅で握ります。
まず、お腹で息を吸い肩甲骨を寄せ屈んでいきます。
膝を爪先の開きと同角度で開いて屈んで下さい。
体はあまり前に倒さないで下さい。倒し過ぎると大腰筋が働きにくくなります。
屈む時にお臍を太股に近づけるようにして下さい。
上がる時はお尻の筋肉、大臀筋で上げます。スクワットはお尻のエクササイズなのです。
今度はお臍を太股から離すようにします。
『屈む時はお臍を太股に近づけ、上げる時はお臍を太股から離す』のです。
また、上げる時に息を吐いて下さい。
そして、ここからが非常に重要なのですが、膝が伸びかける前に止めて下さい。
そして、息を吸い肩甲骨を寄せ直し、体制を整え繰り返します。
結構きついです。私も30回やるとお尻がかなりパンパンになります(^_^;)
書き忘れていましたが、重心はずっと踵に乗せています。
決して爪先には乗せません。
いつでも手軽にできると思います。
下半身を鍛えながら肩こりにも効くので、一石二鳥のエクササイズです。