楽水庵ブログ

足趾の形が悪いので、下腿部の筋肉が未発達

京都府長岡京市の、kinesio ≒ pain buster & preformance upper 楽水庵です。

先だって「第1回西日本選手権」へサポートに行った際(リンク参照)の事です。
以前からその大学の監督に腰痛の学生を頼まれていたのですが、たまたま浜寺にサポートに行くので最初の施術は無料、彼は非常にラッキーでしたね(笑)

腰痛の原因等もおおよそ判明したのでかなり楽になったようなのですが、彼には足趾の形が悪いというハンディがありました。
私より背が高いぐらい良い体格をしているし、高校では野球でピッチャーもやっていたそうなのですが、何せ足のアーチが縦・横共にないので、これはかなりネガティブな要因です。

足元がしっかりしていないと、当たり前ですがちゃんと踏ん張れません。
そして、下腿部の筋肉はそのほとんどが足趾をしっかり使う事により発達します。
その彼は大腿部を含めしっかりした筋肉を持っているのですが、如何せん下腿部だけその足元が原因によりかなり筋肉の付きが良くありません。
陸上での競技もそうでしょうが、ボートでも出力先はストレッチャーとオールのハンドルしかないので、足元が弱いといくら他の部位の筋肉でパワーを出してもちゃんと出力されないのです。

これは非常にモッタイナイ話ですし、更に下腿部の浅筋膜の動きが悪いと仙腸関節にも影響を与え、ひいては腰痛の原因にもなります。

そういう訳で、彼には足元を整えるテーピングを行い、かつエアー縄跳び等のエクササイズで下腿部の筋肉を鍛えるようにアドバイスしました。
続けてくれるとパフォーマンスも上るし腰痛予防にもなるので、是非実行してもらいたいと思います。


楽水庵




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