楽水庵ブログ

手の痺れ等を解消するには、反対側からのアプローチも

京都府長岡京市の 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

足の場合でもそうですが、手や腕の痺れの原因は必ず同側にある訳ではありません。
時として反対側の筋肉に問題があり、それが浅筋膜の流れを乱して痺れを起こす事もあります。

右手の中指先に痺れがある男性ですが、前回は親指と人差し指にも少しずつタイプは異なる痺れが出ていました。
かなり良くなってきているのに何故?と思いましたが、首や肩のチェックをしていて判明しました。

左の僧帽筋の状態が良くなかったのです。
首に繋がっている筋肉のほとんどが左右で拮抗状態にあります。
その為に左僧帽筋の不具合が右僧帽筋等に影響し、痺れが出たのでしょう。
左僧帽筋を調整すると痺れはピタッと出なくなりました。

もちろんこの男性は右の手根管かどこかに詰まりやすい処があるので痺れが出やすいのでしょう。
それを全て解決するのはなかなか大変ですが、こういう風に一つずつ原因を探っていけばかなりの銭まではいけると思っております。
その際に、痺れが起きている辺りだけでなく、もっと大元、腕や手なら首、足なら腰(もっと言えば首も)を、それも痺れの起きている側だけでなく反対側もしっかりチェックする必要があります。

楽水庵

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