楽水庵ブログ

無事に終了で「お礼参り」

以前に書いた、ある大学のボート選手がインカレが終わり土産を持って挨拶に来てくれました。
本当に2月に初めてうちに来た頃は漕ぎが乱れまくり、本人ももう漕ぐのを半ば諦めていました。
私も合宿所で彼がエルゴメーターという機械で漕いでいるのを見て、
何から手を付けたら良いのか混乱したぐらいです。

それが何回か施術をしていくうちに低下していた筋機能が向上し、
段々と体のコンビネーションが良くなっていって、
学生最後のインカレを無事に漕いで終われる事ができたのです。
残念ながら対抗エイトには乗れずジュニアエイトでの出漕でしたが、
嬉しかったのは彼が整調という8人の漕ぎを決めるポジションで漕いでいた事です。
整調の漕ぎが変だったらその艇は走りません。

どこまで私が役に立ったのかは不明ですが、感謝してくれているのだから少しは役立ったのでしょう。

残念ながら彼のクルーはB決勝進出を後少しで逃しましたが、
私は彼が学生ボート生活最後のレースを漕いで終えてくれたのが嬉しかったです。
怪我とかで志半ばで艇を降りなければいけない選手が結構います。
ボート以外のスポーツも然り。
勝った負けたは置いといて、選手はやはり最後までプレーしてほしいと願っています。
これからもその為のお手伝いができれば、と思っております。

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