楽水庵ブログ
簡単で効果バッチリの足底筋膜テープ、剣道でもイケそう、それと新たな発見!
こんにちは、楽水庵です。
足のアーチがあまりない等の原因で足底筋膜の弱い方が結構おられます。
そういった方はもちろん、あまり足底が痛くならない方でも運動やお仕事が非常に快適になる、物凄く簡単なテーピングを紹介します。
足底筋膜の一番オーソドックスな貼り方(自分もこれで習いました)は踵から4本熊手のテープを放射線状に足趾に向かって貼っていくやり方です。
100%のテンション、という事は思いっ切り引っ張って貼ります。
しかし、これは本当に身体のバランスが非常に崩れている方には刺激が強過ぎます。
一般的に足底は感覚が鈍いのでテンションを掛けても大丈夫と言われていますが、実際弱っている人にこういう貼り方をすると物凄く違和感を感じられるのです。
そこで、次にEDFテープという2.5㎝の4本スリットのテープを3枚貼ってみました。
確かにこれは良かったですね。
私も長距離ドライブをする際に貼ってみましたが、やはり脚、特に下腿部の疲れが減少しました。
しかし、それでも問題があります。
第1に、邪魔くさい(^_^;)
やはり足底は剥がれやすいので、毎日みたいに貼り替える必要がありますが、そうすると面倒くさいテーピングはしなくなりますよね。
第2に、複雑な貼り方をすればするほど靴やソックスの中でずれて剥がれていく事です。
特に足裏に汗をかきやすい方や雨中にもスポーツされる方、ボートのように足元が濡れる競技などには不適です。
また、剣道の様な道場で素足でする競技には最初から無理です。
そこで、πテープという丸くカットしたキネシオテープ、これだと剥がれにくいのでこれで何とか効果的な足底筋膜テープが貼れないかと試行錯誤を続けていったところ、現時点でこういった貼り方が最適だと思っています。
5㎝のπテープを2枚土踏まずの境目が中央になるように前後2枚貼ります。
伸びる方向は前後で、2枚とも踵の方が基部になるように貼ります。
これを貼った方達に感想を聞くと、「踵がしっかりした」、「土踏まずができた」、「足元が軽い」といった答えが返ってきました。
私自身はアーチが結構あるしあまり足底筋膜が痛くなる・ダルくなるといった事がないのですが、毎朝のロードワーク時に貼ってみたところやはり良い感じです。
ロードワークと言っても、ウォーキング・早歩き・ジョグを気ままに織り交ぜて続けているだけなのですが、これを貼ると足元が軽くなり「もうちょっと走ろう」という気分にさせてくれますね。
また、こういう貼り方なので結構ずれにくいので、少々足元が濡れていても剥がれにくいのでボート競技にも向いています。
ボートで足底筋膜が弱いと、いくら他の筋力が強くてもストレッチャーをしっかり推せませんから。
それでも入浴すると剥がれる筈なので毎日貼り替えを勧めています。
それに、足底全面に貼っていないので、昔剣道をされていた方が『これなら剣道にも使えますよ。やっている時にこれ知っときたかったな~」と言われていました。
他の素足で行う競技にも向いていると思います。
ただ、その場合はもう少し小さなπテープにした方がより剥がれにくいかも。
さて、話は変わって上の画像にマジックで囲んだ箇所があるでしょう。
足底筋膜にテーピングをしようとしたら、この箇所に痛みを訴えられた女性がおられました。
一番最初に疑ったのが母趾内転筋なのですが、ちょっと躊躇しました。
というのもこの場所、つまり母趾球と小趾球を結んだ線上は以前梨状筋の代替(遠隔とも言う)テープとして貼っていた箇所だからです。
現在梨状筋もπテープで貼っていますが、この貼り方をしなかった頃はY字テープで貼っていました。
貼る対象が女性でそれほど症状がきつくない場合や、男性だとしても戸外のブースで貼らなければいけない時にここによく貼っていたのです。
ひょっとしたら原因は梨状筋かも、と感じてチェックしてみると想像通り梨状筋に陽性が出ました。
そこで、梨状筋にπテープを貼ってみたところ、例の箇所の痛みは消えました。
そのまま代替テープで貼ってみても良かったのかも知れませんが、今では「元を断つ」という考えをしていますのでこの方が良かったと確信しています。
楽水庵
足のアーチがあまりない等の原因で足底筋膜の弱い方が結構おられます。
そういった方はもちろん、あまり足底が痛くならない方でも運動やお仕事が非常に快適になる、物凄く簡単なテーピングを紹介します。
足底筋膜の一番オーソドックスな貼り方(自分もこれで習いました)は踵から4本熊手のテープを放射線状に足趾に向かって貼っていくやり方です。
100%のテンション、という事は思いっ切り引っ張って貼ります。
しかし、これは本当に身体のバランスが非常に崩れている方には刺激が強過ぎます。
一般的に足底は感覚が鈍いのでテンションを掛けても大丈夫と言われていますが、実際弱っている人にこういう貼り方をすると物凄く違和感を感じられるのです。
そこで、次にEDFテープという2.5㎝の4本スリットのテープを3枚貼ってみました。
確かにこれは良かったですね。
私も長距離ドライブをする際に貼ってみましたが、やはり脚、特に下腿部の疲れが減少しました。
しかし、それでも問題があります。
第1に、邪魔くさい(^_^;)
やはり足底は剥がれやすいので、毎日みたいに貼り替える必要がありますが、そうすると面倒くさいテーピングはしなくなりますよね。
第2に、複雑な貼り方をすればするほど靴やソックスの中でずれて剥がれていく事です。
特に足裏に汗をかきやすい方や雨中にもスポーツされる方、ボートのように足元が濡れる競技などには不適です。
また、剣道の様な道場で素足でする競技には最初から無理です。
そこで、πテープという丸くカットしたキネシオテープ、これだと剥がれにくいのでこれで何とか効果的な足底筋膜テープが貼れないかと試行錯誤を続けていったところ、現時点でこういった貼り方が最適だと思っています。
5㎝のπテープを2枚土踏まずの境目が中央になるように前後2枚貼ります。
伸びる方向は前後で、2枚とも踵の方が基部になるように貼ります。
これを貼った方達に感想を聞くと、「踵がしっかりした」、「土踏まずができた」、「足元が軽い」といった答えが返ってきました。
私自身はアーチが結構あるしあまり足底筋膜が痛くなる・ダルくなるといった事がないのですが、毎朝のロードワーク時に貼ってみたところやはり良い感じです。
ロードワークと言っても、ウォーキング・早歩き・ジョグを気ままに織り交ぜて続けているだけなのですが、これを貼ると足元が軽くなり「もうちょっと走ろう」という気分にさせてくれますね。
また、こういう貼り方なので結構ずれにくいので、少々足元が濡れていても剥がれにくいのでボート競技にも向いています。
ボートで足底筋膜が弱いと、いくら他の筋力が強くてもストレッチャーをしっかり推せませんから。
それでも入浴すると剥がれる筈なので毎日貼り替えを勧めています。
それに、足底全面に貼っていないので、昔剣道をされていた方が『これなら剣道にも使えますよ。やっている時にこれ知っときたかったな~」と言われていました。
他の素足で行う競技にも向いていると思います。
ただ、その場合はもう少し小さなπテープにした方がより剥がれにくいかも。
さて、話は変わって上の画像にマジックで囲んだ箇所があるでしょう。
足底筋膜にテーピングをしようとしたら、この箇所に痛みを訴えられた女性がおられました。
一番最初に疑ったのが母趾内転筋なのですが、ちょっと躊躇しました。
というのもこの場所、つまり母趾球と小趾球を結んだ線上は以前梨状筋の代替(遠隔とも言う)テープとして貼っていた箇所だからです。
現在梨状筋もπテープで貼っていますが、この貼り方をしなかった頃はY字テープで貼っていました。
貼る対象が女性でそれほど症状がきつくない場合や、男性だとしても戸外のブースで貼らなければいけない時にここによく貼っていたのです。
ひょっとしたら原因は梨状筋かも、と感じてチェックしてみると想像通り梨状筋に陽性が出ました。
そこで、梨状筋にπテープを貼ってみたところ、例の箇所の痛みは消えました。
そのまま代替テープで貼ってみても良かったのかも知れませんが、今では「元を断つ」という考えをしていますのでこの方が良かったと確信しています。
楽水庵