楽水庵ブログ
首にテーピングしただけで眩暈やムカムカ、迷走神経?
こんにちは、楽水庵です。
これは非常に稀なケースだと思います。
私も非常に戸惑いました。
先月末に初めて来られた20代後半の女性です。
首のコリや頭痛で来られたのですが、首にテーピングをしてその他調整をしていたら急に気分が悪くなられました。
吐き気やのぼせの症状がありました。
結婚して1年と聞いていたので、ひょっとして妊娠?と思いましたが、そうでもなさそう。
結局、少し休んでお腹にテーピングしたら気分が回復されました。
心配だったので様子を聞いたら、首の調子が非常に良いとの事。
そして、その気分の悪くなったのを友達に聞いたら、ひょっとしたら迷走神経のせいではないかと言われたそうです。
この仕事をしていて今まで迷走神経に関わった事がなかったので、本当にそうなのかなというのが私の感想でした。
そして、先日2回目の施術に来られたら、やはり首のテーピングをしたところで前回同様気分が悪くなり、今回は吐かれました。
どうも座っていたら気分が悪くなるようで、俯せ・横向き・仰向け、どの恰好でも寝ている分には大丈夫な模様。
ちょっと休んでいただいている間にネットで迷走神経を調べました。
延髄下部の刺激というのが書いてあったので頚椎をチェック。
そうすると、頚椎6-7番間がかなり狭くなっていました。
ひょっとするとこれなのか・・・
テーピングする前は胸鎖乳突筋や斜角筋等が非常に筋低下していたのですが、テーピングする事によってそれらが機能回復し、残っているこの部分にしわ寄せが来たのかも知れません。
だから、座っていると気分が悪くなるのかも。
それで迷走神経を刺激した可能性はあります。
ただ、正直そういうのを勉強した事がないのでハッキリとは判りません。
原因が判ったら対策。
頚椎6-7番間にジェルフィッシュテープを貼っても良いのですが、20代の女性でお仕事に行かれる、ましてや薄着になっている時期に流石に目立ちすぎます。
そこで、ジンクパターンを用いました。
ジンクパターンでは、頚椎1番が腰椎5番に対応しています。
頚椎2番が腰椎4番、、、という風に順繰り(これ書いていかないと判らなくなりますね・・・)で頚椎6-7番に対応しているのを計算すると、これが胸椎11-12番間になりました。
胸椎をチェックすると、正にその椎間板が詰まっていました。
そこにジェルフィッシュテープを貼って座っていただいたら、もう大丈夫でした。
その後座ったまま腕・首・肩甲骨等の筋膜リリースを行いましたが、気分が悪くなるような事はありませんでした。
正解だったようです。
これで判ったのは、この方の場合最初にこの部分へテーピングするべきという事でしょう。
筋力的に弱っている方等は、たまにテーピングすると他の部分が痛くなるとかそういうのありました。
ただ、今回のように気分が悪くなるというのは本当に初めて体験する事でしたが、何とか対応できたようでホッとしております。
楽水庵
これは非常に稀なケースだと思います。
私も非常に戸惑いました。
先月末に初めて来られた20代後半の女性です。
首のコリや頭痛で来られたのですが、首にテーピングをしてその他調整をしていたら急に気分が悪くなられました。
吐き気やのぼせの症状がありました。
結婚して1年と聞いていたので、ひょっとして妊娠?と思いましたが、そうでもなさそう。
結局、少し休んでお腹にテーピングしたら気分が回復されました。
心配だったので様子を聞いたら、首の調子が非常に良いとの事。
そして、その気分の悪くなったのを友達に聞いたら、ひょっとしたら迷走神経のせいではないかと言われたそうです。
この仕事をしていて今まで迷走神経に関わった事がなかったので、本当にそうなのかなというのが私の感想でした。
そして、先日2回目の施術に来られたら、やはり首のテーピングをしたところで前回同様気分が悪くなり、今回は吐かれました。
どうも座っていたら気分が悪くなるようで、俯せ・横向き・仰向け、どの恰好でも寝ている分には大丈夫な模様。
ちょっと休んでいただいている間にネットで迷走神経を調べました。
延髄下部の刺激というのが書いてあったので頚椎をチェック。
そうすると、頚椎6-7番間がかなり狭くなっていました。
ひょっとするとこれなのか・・・
テーピングする前は胸鎖乳突筋や斜角筋等が非常に筋低下していたのですが、テーピングする事によってそれらが機能回復し、残っているこの部分にしわ寄せが来たのかも知れません。
だから、座っていると気分が悪くなるのかも。
それで迷走神経を刺激した可能性はあります。
ただ、正直そういうのを勉強した事がないのでハッキリとは判りません。
原因が判ったら対策。
頚椎6-7番間にジェルフィッシュテープを貼っても良いのですが、20代の女性でお仕事に行かれる、ましてや薄着になっている時期に流石に目立ちすぎます。
そこで、ジンクパターンを用いました。
ジンクパターンでは、頚椎1番が腰椎5番に対応しています。
頚椎2番が腰椎4番、、、という風に順繰り(これ書いていかないと判らなくなりますね・・・)で頚椎6-7番に対応しているのを計算すると、これが胸椎11-12番間になりました。
胸椎をチェックすると、正にその椎間板が詰まっていました。
そこにジェルフィッシュテープを貼って座っていただいたら、もう大丈夫でした。
その後座ったまま腕・首・肩甲骨等の筋膜リリースを行いましたが、気分が悪くなるような事はありませんでした。
正解だったようです。
これで判ったのは、この方の場合最初にこの部分へテーピングするべきという事でしょう。
筋力的に弱っている方等は、たまにテーピングすると他の部分が痛くなるとかそういうのありました。
ただ、今回のように気分が悪くなるというのは本当に初めて体験する事でしたが、何とか対応できたようでホッとしております。
楽水庵