楽水庵ブログ

仙腸関節に効く、「四股」の考察

こんにちは、楽水庵です。

仙腸関節の動きが悪い方は結構おられます。
普段の生活で「横へ動く」という事はあまりないからです。

バスケットボールみたいに横へ結構動く競技とかは別にすると、特にボートや自転車等の競技は前後の動きしかないので普段から気を付けていないと仙腸関節の動きが段々と悪くなっていって、最終的には股関節の可動域を下げパフォーマンス低下を招きます。

ですから、サイドステップや四股を普段から行うように推奨しています。
その中で、今回は「四股」について考察してみます。

先月福島に行った際に受講者の中で相撲の指導者の方がおれたので、四股について少し指導していただきました。
自分も毎日少しずつやってはいるのですが、その方が四股を踏んでおられるのを見ていると全く自分の毎日踏んでいるのと違う。

何が違うか?
その時は理解できませんでしたが、最近こういう事なのだと判りかけてきました。

また下手な図ですm(__)m

shiko.jpg

その福島の相撲の方も、以前京都でお会いした相撲の指導者も口を揃えて「四股は片脚スクワットです」と言っておられました。
あ、なるほど!
今までの自分は、1のように腰を落とした状態からそのまま脚を挙げていました。
ところが、それでは単なる「横蹴り」になってしまうのですね。
お尻の横、つまり中殿筋とかには効きますが、「片脚スクワット」というからには「大殿筋」や「大腿四頭筋」にも効かせたい、そうすればもっと運動量が上がります。

つまり、2のように腰を落とした状態から少し上げる方の脚を浮かせ、そのままその脚を挙げていくのではなく、一旦そこで支持脚の方を下してから挙げる、これで相撲の方達が言っておられた「片脚スクワット」になります。

確かに相撲の方が四股を踏んでおられるのを見ると、非常にユッタリとしたリズムでやっておられます。
微妙な動きなのでなかなか見つけられませんが、自分でやってみて確かにこうだと確信しました。

もちろん、それはそれで難しいですけどね(^_^;)

楽水庵

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