楽水庵ブログ

セミナーでやった肩甲下筋で自分の腰痛が楽になる

こんにちは、楽水庵です。

先日8日に第5回公開セミナーを開きました。
今回も名古屋大ボート部のトレーナーG君が遠路来てくれました。
熱心に学びに来てくれる人がいる限り、細々とでも続けていきたいと思っています。

今回は主に後頚部や肩周りの調整についてやりました。
その中で、特に私が最近になって施術の初めに必ず行う「肩甲下筋」のリリースを実際にやってもらいました。

肩甲下筋は、所謂「腋」にある筋肉で肩甲骨と肋骨に挟まれています。
リンパ節や神経叢もこの中に走っているので、丁寧にほぐしていくと凄い効果があります。
腕や肩・首が軽くなるのもありますが、五十肩や手・腕の痺れも楽になります。
上半身で一つだけやるとしたら、今の私なら迷わず肩甲下筋を選びます。

写真は、肩甲下筋に貼るπテープです。

20170708ohnuma.jpg

本来はもっと大層なY字テープを貼るのですが、よほどの状態でない限りこのπテープで済ませています。
このテープを貼った状態で筋膜リリースをします。
このπテープ2枚が有る・無いでリリースをした時の痛さが全然変わります。

最近は初めと途中で2回肩甲下筋のリリースを掛けるのですが、初めのリリースで「それほどでもないか」と思って直後に剥がしてしまい2回目の時に物凄く痛い思いをさせてしまった方もいますm(__)m

そしてこの肩甲下筋ですが、前に大学のボート選手の腰痛(リンクあり)でも肩甲下筋のアプローチで症状が改善したのですが、私もです。
その1週間ほど前からどうも左の仙腸関節附近の動きが良くなく、四股を踏んでいても左脚を挙げる際に結構違和感がありました。
自分なりにいろんな処をアプローチしてみたのですが、あまり良くならず正直セミナーの直後は結構悪化していました。

それが、セミナーの翌日にふと思い付いて、お越しになっていた男性にお願いして肩甲下筋のπテープの肩甲骨上に貼ってもらったら途端に左腰が楽になりました。
セミナーの際に私をモデルにリリースをさせてみたのですが、まだまだでしたね(笑)
四股を踏んでも、左脚を挙げた際の違和感がなくなりました。
やはり適切なテーピングも必要という事でしょう。

普段の肩甲下筋をどうケアするかですが、ときどき「ナンバ歩き」をするのが良いでしょうね。
二の腕を内旋したり外旋したりするので、自然と肩甲骨周りの筋肉を刺激してくれます。
実際に歩かなくても「ナンバ」の腕振りをするだけでも効果はあると思います。
私も左肩甲下筋の機能低下で腰痛になっていたので偉そうな事は言えませんが、それでもお越しになられている方々よりは肩甲下筋の張りがマシなのは毎日「エアー縄跳び」をしている際に「ナンバ」の腕振りをしているからもあるのでしょう。
それで、昨日思い出したように「ナンバ」でランニングしてきました(笑)
ノルディックも良いですが、たまにはナンバもですね~

楽水庵



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