楽水庵ブログ

柔らかい餅をスッと伸ばすように

こんにちは、楽水庵です。

この間中高生を含めて「内転筋が弱すぎる」(リンク)と書きました。
それにも関連する事ですが。

ほとんどの方が内転筋をほぐそうとストレッチングをされます。
つまり、開脚の方です。

しかし、前にも書きましたが皆さん内転筋は『オーバーストレッチング』になっているのです。
伸ばされて固くなっています。
余談ですが、首の症状などもまさにこういう事なのです。
「薄く伸ばされ固くなった鉄板を、更に板金で延ばそうとしている」と表現すれば、イメージしやすいでしょうか?(^_^;)

この内転筋の機能を正常にするには、逆の動き、つまり「股関節を閉じる」動きをすれば良いのです。
ただ、それだけで動きにくいので私は浅筋膜の誘導をして、かつ抵抗を掛ける「ストレングス・エクササイズ」を施します。
その上で開脚してヒットマッサーでほぐします。
これを何セットか繰り返すと、内転筋の機能が回復して非常に脚が軽く感じられます。

「薄く伸ばされ固くなった鉄板」を「餅のようにフワッと丸めて」かつ「スッと伸ばす」、このようにイメージしてやっています。
実際筋肉を収縮させてみるとカチカチに固くなるという印象ですが、実は「しなやかに」なっているというのが私の感想です。

ストレッチングをするのでも、一度収縮させてからのそれは全然効果が異なりますね。

楽水庵






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