楽水庵ブログ

「二度と出るか!」と思ったが・・・マシンローイング大会出店及び出漕

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

今月14日滋賀県大津市の「ウカルちゃんアリーナ」(滋賀県立体育館)で開催された「第30回全国マシンローイング大会近畿大会」に行ってまいりました。

ここ数年はこの大会で毎年テーピングサービスを行っております。

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今年ももちろんそうだったのですが、昨年までと大きく異なる事が・・・

マシンローイング大会とは、下の画像にあるように「ローイングエルゴメーター」というボートの漕力測定器を使って2000mの距離をどれだけ速く漕げるかを競うものです。

いつもはブースをやるだけで終わっているのですが、昨年春にエルゴメーターを購入した事から魔が差した(?)のか、一度出ようかという気持ちになってエントリーしました。

本当にきついです、このエルゴメーターでの2000mは。
それもある程度判っているつもり(一応、元選手なので)だったので、秋は結構トレーニングしていました。
近所の神社の裏にある100段近くある石段をダッシュで何回か走ったり、サーキットトレーニング、それに京大でのウエイトリフティングの練習等。
しかし、エルゴは時々ダッシュめいた事をする程度でほとんど漕いでませんでした。
やっぱりボートは有酸素運動の比率が高いし、ある程度はしなければいけなかったのですが(^_^;)

年が明けてある程度暇ができても、まだやる気が起こらずダラダラと過ごしていたら「マスターズエリートコースに出てもらいます」との連絡が!
え、何で俺が!!
確かに自己申告のタイムかなり盛りましたが(というか2000mTTなんかやってませんでした)。
マスターズエリートレースって結構歳はいっていても凄く練習している人ばっかり出るレースやん・・・

本当に連絡のメールが来てからしばらくは、「どう穏便に棄権するか?」を真剣に考えましたね。
風邪かなんか適当にでっちあげて会場に行かなければそれが一番なのですが、ブースをやらなければいけないのでそういう訳にもいきません。

気を取り直して次の日からエルゴを引きだしたのですが、滅茶苦茶しんどい(T_T)
2日連続で2000mTTをやったのですが、最初は8分41秒という破滅的なタイム、そして2回目が8分13秒。
まあ本番でもう少し頑張れば8分は何とか切れるかなという感触は得られました。
ただ、それでも申告タイムよりも30秒以上遅いです。
何という身の程知らずだったのでしょう(笑)

口では「死ぬ気で漕ぐ」とか「吐くまで漕ぐ」とか簡単に言えますが、ちゃんとトレーニングしていないとそこまで追い込めません!
まあ、本番では何とか8分は切れました。

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隣のプロコーチ(彼もまた練習不足)が玉砕戦法で飛ばして、彼のモニターをチラ見しながら漕いでいたせいもあり最初の頃は5番手ぐらでしたが、途中から段々と落ちていって結局ブービーでした。

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しかし、本当に地獄でしたね。
ゴール後は「二度と出るか!」と思いましたが、これはこれで年に一度の「苦行」と思ってやってみようと決断しました。

ただ、「マスターズエリートレース」だと選手入場や選手紹介があり、私みたいな者にとっては恐縮なので大会の主管者に「もうマスターズエリートレースに出すのはやめて」と懇願しましたが、「いや、出てもらいます」と。
彼のいう事には、「学生でボートを辞める選手が多いので、いろんな形でボートに携わっている年配の人が出ているレースも見せたい」と。
私も元選手の端くれで、現在選手のサポートが生き甲斐にしているので、向こうにしてみれば該当するようですね。

という訳で、来年に備えエルゴもできるだけ少しずつでも毎日のように漕ごうとしている現在です。


楽水庵






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