楽水庵ブログ
瞑想体験、自律神経のバランス回復に良さそう「息が・・・」
こんにちは、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。
少し前になりますが、当院に通っていただいている女性の紹介で瞑想体験をしてきました。
「瞑想」というとスピリチュアルとか「何か降りてきた」的なイメージをもたれるかと思いますが(実は私もそうでした)、少なくとも紹介していただいた処は違いました。
中国で武術も修行されたきた出家僧の方が、「いかに仏教というのか科学的なものか」という座学に始まり、「悩み」や「苦」に対しての心構えとかの講義もありました。
とかく、我々は漠然と将来に対する「悩み」を持っており、如何にそこから逃れるかを考えがちです。
自論かも知れませんが、「悩み」や「苦」というものはどんなにお金を持っていても逃れる事はできないと思います。
話を瞑想の方に戻します。
瞑想には「静的瞑想」と「動的瞑想」の2種類があります。
「静的瞑想」はイメージしやすいですよね、まあジッとして瞑想するものです。
この時に「座禅」のように「邪念」が出てきてはダメというような事はなく、例えば「帰りにコンビニでパンを買おう」みたいな事を思い浮かべても全然構わないとの事。
大事なのは、「自分自身に向き合う」。
「今何をしているのか、何が頭の中によぎっているのかをしっかり把握する」事が非常に大事だそうです。
呼吸に関しては、腹式呼吸とか胸式呼吸とか、またお腹に力を入れるとか、そんな事は全く意識しなくて良く、ただ単純に「鼻で息を吸って鼻で吐く」(鼻呼吸が基本)するだけです。
そうして静かに目を閉じ呼吸に集中していると、本当に息が普段の倍ぐらい吐けている事に気付きました。
私の感覚では、普段より「あと一息」どころか「あと二息」ぐらい吐けています。
瞑想後に感想を述べましたが、私と同じような感想を言う方は多いようです。
「残気」が減るからでしょう。
残気とは息を吐ききっても肺に残っている空気で、一般的に加齢によって増えるとの事。
「息がしっかり吐ける」というよりは、普段の我々はどちらかというと「過呼吸症候群」に近い感じなんだなと実感します。
もちろん、症状を起こしている人(若い女性に多い)のようにパニックを起こす事はそうないでしょう。
ただ、こういう状態がボディブローのようにジワジワと私達の身体に悪影響を及ぼし、引いては自律神経のバランスを乱す要因になっている可能性はあります。
呼吸するには横隔膜を動かさなければいけません。
その横隔膜辺りには自律神経が集中しているとの事。
興奮状態にする交感神経、鎮静状態にする副交感神経、これが程よく調和していないと自律神経のアンバランスになります。
良い呼吸をする事がいかに大事なのか判ります。
「1日1分でも良いからやってみてください」とお坊さんは言われていました。
本当に毎日少しでも実践する事によって、自律神経のアンバランスをリセットする事ができる気がします。
その他、「動態瞑想」なるものも体験してきました。
自分の身体の重心移動や床(もしくは地面の反発)を感じながら、足を少しずつ動かすものです。
これが結構難しいですね。
ただ、太極拳とかも非常にゆっくりとした動きですね。
あれもこういう事を意識しているのだろうなと感じます。
相撲をされている方に聞いた事がありますが、「四股」もそういう発想ですね。
「大地を感じながら踏みしめる」事が非常に大事だと聞きました。
そうやってゆっくり動かす事によって自分の身体の動き・癖を自覚するのが大事なのですね。
そういう貴重な体験をさせていただいて、少しずつですが毎日実践するようにしています。
3分ほど音楽等を止め眼を閉じ呼吸に集中する、身体の動きや大地(あるいは床)の反発を感じながらゆっくりと四股を踏む、という風にです。
お蔭で毎日元気です!というような事は申しません。
ただ、精神的には受ける以前よりもかなり安定してきたような気がします。
これからも瞑想体験をやられるそうなので、リンクを貼っておきます。
一度お時間のある時に試されたら如何でしょうか。
きっと得るものはあると思います。
*プロモーションビデオも作られました。私も出ています(笑)
*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。
楽水庵
少し前になりますが、当院に通っていただいている女性の紹介で瞑想体験をしてきました。
「瞑想」というとスピリチュアルとか「何か降りてきた」的なイメージをもたれるかと思いますが(実は私もそうでした)、少なくとも紹介していただいた処は違いました。
中国で武術も修行されたきた出家僧の方が、「いかに仏教というのか科学的なものか」という座学に始まり、「悩み」や「苦」に対しての心構えとかの講義もありました。
とかく、我々は漠然と将来に対する「悩み」を持っており、如何にそこから逃れるかを考えがちです。
自論かも知れませんが、「悩み」や「苦」というものはどんなにお金を持っていても逃れる事はできないと思います。
話を瞑想の方に戻します。
瞑想には「静的瞑想」と「動的瞑想」の2種類があります。
「静的瞑想」はイメージしやすいですよね、まあジッとして瞑想するものです。
この時に「座禅」のように「邪念」が出てきてはダメというような事はなく、例えば「帰りにコンビニでパンを買おう」みたいな事を思い浮かべても全然構わないとの事。
大事なのは、「自分自身に向き合う」。
「今何をしているのか、何が頭の中によぎっているのかをしっかり把握する」事が非常に大事だそうです。
呼吸に関しては、腹式呼吸とか胸式呼吸とか、またお腹に力を入れるとか、そんな事は全く意識しなくて良く、ただ単純に「鼻で息を吸って鼻で吐く」(鼻呼吸が基本)するだけです。
そうして静かに目を閉じ呼吸に集中していると、本当に息が普段の倍ぐらい吐けている事に気付きました。
私の感覚では、普段より「あと一息」どころか「あと二息」ぐらい吐けています。
瞑想後に感想を述べましたが、私と同じような感想を言う方は多いようです。
「残気」が減るからでしょう。
残気とは息を吐ききっても肺に残っている空気で、一般的に加齢によって増えるとの事。
「息がしっかり吐ける」というよりは、普段の我々はどちらかというと「過呼吸症候群」に近い感じなんだなと実感します。
もちろん、症状を起こしている人(若い女性に多い)のようにパニックを起こす事はそうないでしょう。
ただ、こういう状態がボディブローのようにジワジワと私達の身体に悪影響を及ぼし、引いては自律神経のバランスを乱す要因になっている可能性はあります。
呼吸するには横隔膜を動かさなければいけません。
その横隔膜辺りには自律神経が集中しているとの事。
興奮状態にする交感神経、鎮静状態にする副交感神経、これが程よく調和していないと自律神経のアンバランスになります。
良い呼吸をする事がいかに大事なのか判ります。
「1日1分でも良いからやってみてください」とお坊さんは言われていました。
本当に毎日少しでも実践する事によって、自律神経のアンバランスをリセットする事ができる気がします。
その他、「動態瞑想」なるものも体験してきました。
自分の身体の重心移動や床(もしくは地面の反発)を感じながら、足を少しずつ動かすものです。
これが結構難しいですね。
ただ、太極拳とかも非常にゆっくりとした動きですね。
あれもこういう事を意識しているのだろうなと感じます。
相撲をされている方に聞いた事がありますが、「四股」もそういう発想ですね。
「大地を感じながら踏みしめる」事が非常に大事だと聞きました。
そうやってゆっくり動かす事によって自分の身体の動き・癖を自覚するのが大事なのですね。
そういう貴重な体験をさせていただいて、少しずつですが毎日実践するようにしています。
3分ほど音楽等を止め眼を閉じ呼吸に集中する、身体の動きや大地(あるいは床)の反発を感じながらゆっくりと四股を踏む、という風にです。
お蔭で毎日元気です!というような事は申しません。
ただ、精神的には受ける以前よりもかなり安定してきたような気がします。
これからも瞑想体験をやられるそうなので、リンクを貼っておきます。
一度お時間のある時に試されたら如何でしょうか。
きっと得るものはあると思います。
*プロモーションビデオも作られました。私も出ています(笑)
*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。
楽水庵