楽水庵ブログ
灼熱の全中・そしてインターハイ(インハイ)、そして「人生のある勝利」
こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。
夏はボートの全国大会が数多く開催され、そのサポートで走り回っているせいでなかなかブログの更新ができませんでした(^_^;)
まず、7月15日・16日と岐阜海津町の長良川国際レガッタコースで開催された全国中学生ボート選手権(全中)のサポート。
元々はこの長良川が全中のホームコースらしいのですが、私達は2年前からの参加で、一昨年(石川)・昨年(福井)と北陸での開催にさんかしていたので、長良での活動は初めてでした。
私自身2005年に開催された世界選手権で一度観戦に訪れただけでした。
その時は世界選手権用に仮設の建物等が数多くあったので、今回行ってみると風景がかなり異なっているので戸惑いました。
それはさておき、結論から言うと全中は酷暑の為に決勝は行われませんでした。
初日も暑さの為に敗者復活戦を取りやめたのですが、2日目は暑さに拍車が掛かり熱中症で倒れ救急車で搬送される選手が続出、主催者の日本ボート協会が暑さ指数(WBGT)が31℃という運動は即中止レベルに達していたという事で、準決勝が終わった時点で残りの順位決定戦・決勝戦を中止するという判断を下しました。
私自身も今回でよく判りましたが、中学生ぐらいだとまだ体温調節能力が未発達だそうです。
そして、「発汗よりも放熱」で体温を逃がそうとするので、体温よりも気温が高いとダメージが大きいようです。
傍で見ていても顔を真っ赤にしている中学生を見ていると痛々しかったですね。
この中止の判断は英断だったと思います。
まだまだ先の長い中学生達に無理をさせる必要はありません。
「暑い中でやる事により体力が付く」という老害達がいますが、決してそんな事はありません。
少しは暑さへの耐性は付くでしょうが、体力は削られますよ。
第一、我々大人はこんな暑さの中でやった事がないんです!
気温が30℃を超えたらニュースになった時代を覚えていない「ただの健忘症」ですね、困ったものです。
本当に暑い中無理をしたら、命に別状はなくても脳や腎機能にダメージを与える事もあるそうです。
そして、7月30日から8月2日まで愛知県東郷町の愛知池で行われたインターハイ、私達は「インターハイ」で馴染んでいますが、今の高校生達は「インハイ」と呼んでいますね、
直前に台風が来て公式練習が中止になりぶっつけ本番になるなど運営側も大変だったようですが、私達も屋外テントでの活動だったので大変でした。
今から考えると私自身も軽い熱中症になっていましたね。
なんせ、普段は頻尿かと思うほどトイレに行く私がですよ、朝7時から夕方まで現場にいて、それも大型のクーラーボックスを用意して水分や塩分補給を十分している筈だったのですが、それでもその間に2回、それも濃いおしっこが少し出るだけでした。
それと、やっぱり「来ていた」と思われたのが、O製薬さんには申し訳ないのですが「○カリスェットをそのまま飲んで旨いと思った事」ですね。
○カリはハッキリ言って健康な状態で飲んだら「濃い」と思います。
昨年福井で行われた全中、この時も非常に蒸し暑いと感じていたのですが、その時でも○カリをもらったら味が濃すぎて半分に薄めたぐらいでちょうど良いと感じたものです。
夏はボートの全国大会が数多く開催され、そのサポートで走り回っているせいでなかなかブログの更新ができませんでした(^_^;)
まず、7月15日・16日と岐阜海津町の長良川国際レガッタコースで開催された全国中学生ボート選手権(全中)のサポート。
元々はこの長良川が全中のホームコースらしいのですが、私達は2年前からの参加で、一昨年(石川)・昨年(福井)と北陸での開催にさんかしていたので、長良での活動は初めてでした。
私自身2005年に開催された世界選手権で一度観戦に訪れただけでした。
その時は世界選手権用に仮設の建物等が数多くあったので、今回行ってみると風景がかなり異なっているので戸惑いました。
それはさておき、結論から言うと全中は酷暑の為に決勝は行われませんでした。
初日も暑さの為に敗者復活戦を取りやめたのですが、2日目は暑さに拍車が掛かり熱中症で倒れ救急車で搬送される選手が続出、主催者の日本ボート協会が暑さ指数(WBGT)が31℃という運動は即中止レベルに達していたという事で、準決勝が終わった時点で残りの順位決定戦・決勝戦を中止するという判断を下しました。
私自身も今回でよく判りましたが、中学生ぐらいだとまだ体温調節能力が未発達だそうです。
そして、「発汗よりも放熱」で体温を逃がそうとするので、体温よりも気温が高いとダメージが大きいようです。
傍で見ていても顔を真っ赤にしている中学生を見ていると痛々しかったですね。
この中止の判断は英断だったと思います。
まだまだ先の長い中学生達に無理をさせる必要はありません。
「暑い中でやる事により体力が付く」という老害達がいますが、決してそんな事はありません。
少しは暑さへの耐性は付くでしょうが、体力は削られますよ。
第一、我々大人はこんな暑さの中でやった事がないんです!
気温が30℃を超えたらニュースになった時代を覚えていない「ただの健忘症」ですね、困ったものです。
本当に暑い中無理をしたら、命に別状はなくても脳や腎機能にダメージを与える事もあるそうです。
そして、7月30日から8月2日まで愛知県東郷町の愛知池で行われたインターハイ、私達は「インターハイ」で馴染んでいますが、今の高校生達は「インハイ」と呼んでいますね、
直前に台風が来て公式練習が中止になりぶっつけ本番になるなど運営側も大変だったようですが、私達も屋外テントでの活動だったので大変でした。
今から考えると私自身も軽い熱中症になっていましたね。
なんせ、普段は頻尿かと思うほどトイレに行く私がですよ、朝7時から夕方まで現場にいて、それも大型のクーラーボックスを用意して水分や塩分補給を十分している筈だったのですが、それでもその間に2回、それも濃いおしっこが少し出るだけでした。
それと、やっぱり「来ていた」と思われたのが、O製薬さんには申し訳ないのですが「○カリスェットをそのまま飲んで旨いと思った事」ですね。
○カリはハッキリ言って健康な状態で飲んだら「濃い」と思います。
昨年福井で行われた全中、この時も非常に蒸し暑いと感じていたのですが、その時でも○カリをもらったら味が濃すぎて半分に薄めたぐらいでちょうど良いと感じたものです。
それがそのままでちょうど良いと感じるのですから、かなりダメージを受けているという事ですね。
今回のインターハイはブースが選手の待機所から結構離れていたので、果たして来てくれるのかなと心配していました。
まあ、それはそれで暇な時間があれば、そこで勉強会になっていました。
東海支部の支部活動に私がボート専門競技指導員で応援に行くという形で、私のテーピングを勉強するという目的もあったので。
いつも全中等で一緒しているお連れさんが東海支部長なので、「それだったら東海支部の勉強会に呼んでよ」と言うと、「そんな予算はありません」と。
上手い事人を使ってくれます(笑)
まあ、それでも選手達は来てくれて、特に今年国体が開催される福井県のM方高校の面々。
彼は本当に貪欲ですね、特にO野君なんかいつも「ニコッ」と笑いながら何度も来てくれました。
男子舵手付クオドルプルで優勝してくれましたね。
500mまでリードされていましたが、その後鮮やかに逆転しました。
もちろん来てくれた選手達が優勝してくれるのは嬉しいものです。
しかし、レース前にキネシオテーピングしたからといって優勝できるほど勝負は甘くありません。
キネシオテーピング法はあくまで元々その人にあったポテンシャルを、皮膚・筋膜・関節・靭帯・神経等を整えて「正常な状態に戻す」しかできませんので、『貼ったら必ず勝つ』みたいなものではありません。
やはり勝つ為には厳しいトレーニングが必要です。
そのトレーニングでの怪我防止や更に効果を高める為のツールがキネシオテーピングなのです。
だから、優勝したのも嬉しいですが、準々決勝で敗退した選手本人や監督・コーチがレース後にブースを訪ねてきて、「負けましたが(本人は)納得したレースができました。ありがとうございました。」と挨拶してくださったのが本当に身に沁みました。
残酷なもので勝者は常に一人(クルー)しかありません(たまに同着もある事はありますが)。
確かに途中で負けたの事実でしょうが、そういった「納得(満足)できる」状態でレースに臨めるよう一人でも多くの選手をそういった「人生のある勝利」を享受してもらえるようこれからも頑張っていきたいと思います。
今回のインターハイはブースが選手の待機所から結構離れていたので、果たして来てくれるのかなと心配していました。
まあ、それはそれで暇な時間があれば、そこで勉強会になっていました。
東海支部の支部活動に私がボート専門競技指導員で応援に行くという形で、私のテーピングを勉強するという目的もあったので。
いつも全中等で一緒しているお連れさんが東海支部長なので、「それだったら東海支部の勉強会に呼んでよ」と言うと、「そんな予算はありません」と。
上手い事人を使ってくれます(笑)
まあ、それでも選手達は来てくれて、特に今年国体が開催される福井県のM方高校の面々。
彼は本当に貪欲ですね、特にO野君なんかいつも「ニコッ」と笑いながら何度も来てくれました。
男子舵手付クオドルプルで優勝してくれましたね。
500mまでリードされていましたが、その後鮮やかに逆転しました。
もちろん来てくれた選手達が優勝してくれるのは嬉しいものです。
しかし、レース前にキネシオテーピングしたからといって優勝できるほど勝負は甘くありません。
キネシオテーピング法はあくまで元々その人にあったポテンシャルを、皮膚・筋膜・関節・靭帯・神経等を整えて「正常な状態に戻す」しかできませんので、『貼ったら必ず勝つ』みたいなものではありません。
やはり勝つ為には厳しいトレーニングが必要です。
そのトレーニングでの怪我防止や更に効果を高める為のツールがキネシオテーピングなのです。
だから、優勝したのも嬉しいですが、準々決勝で敗退した選手本人や監督・コーチがレース後にブースを訪ねてきて、「負けましたが(本人は)納得したレースができました。ありがとうございました。」と挨拶してくださったのが本当に身に沁みました。
残酷なもので勝者は常に一人(クルー)しかありません(たまに同着もある事はありますが)。
確かに途中で負けたの事実でしょうが、そういった「納得(満足)できる」状態でレースに臨めるよう一人でも多くの選手をそういった「人生のある勝利」を享受してもらえるようこれからも頑張っていきたいと思います。
*あくまで個人の感想です